【異次元の少子化対策】少子化の原因と対策について(個人的見解)

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どーも、倹約夫です。
岸田首相の「異次元の少子化対策」という発言から、少子化対策への政策に一気に注目が集まりました。
今回は、子供の人数別の少子化の原因から対策までを個人的な見解から紹介していきます。

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子供を1人も産まない原因

子供を一人も産まない原因が一番根深い問題で、簡単には解決出来ない問題だと思っています。

原因はいろいろとありますが、大きくは以下の4点かと思います。

原因
  • 結婚に魅力を感じていない(独身に満足)
  • 子供が好きではない(子供のいない生活に満足)
  • 晩婚だったため出産適齢期を逃した
  • 不妊で子供が望めない

①、②に関しては日本人の気持ちの問題なので、すぐに問題解決することは難しいと思います。

結婚や子供に対してのイメージをポジティブに変化させていく必要があるので、長い時間をかけてメディア(TV・WEBなど)や教育現場を活用して結婚や子供の魅力を啓蒙し続けることが必要だと思います。

とはいえ、多様性を尊重する時代でもあるので、結婚や子供を無理強いするニュアンスになってしまうと反発が出るので、伝え方はかなり難しいです・・・

③に関しては結婚や出産の時期が早くなる社会の雰囲気が出来上がるのがベストですが、かなりハードルが高いと思います。

なので現実的に今出来ることは、若いうちに卵子凍結をしておいてもし晩婚になってしまっても妊娠が可能な状態を作っておくことだと思います。

ただし、高齢出産になってしまうことに変わりはなく出産時のリスクは高いままなので、その場しのぎ的な対策だと言えます。

④に関しては医療技術の進歩の問題なので、こちらもすぐに問題解決することは出来ないと思います。

しかし医療技術は日々進歩しているので、いつかは解決されていくのかも知れません。

対策
  • メディアや教育現場で結婚や子供の魅力を啓蒙し続ける
  • 若いうちの卵子凍結を推奨する
  • 不妊治療の技術革新に期待する

2人目の子供を産まない原因

2人目の子供を産まない原因は、個人の問題よりも、社会制度の問題だと思っています。

原因
  • まわりからサポートを受けられず育児が大変過ぎた

1人目の子供の育児は誰にとっても初めての経験なので、とてつもなく大変です。

だいたいは想像以上の大変さを感じることになると思います(笑)

この大変さを左右しているのが、まわりからのサポートの有無です。

まわりからのサポートといっても様々なケースがあり、おおまかに分けると「パートナー」「両親」「保育施設(保育園など)」「行政」の4つが考えられます。

まず、パートナーと両親に関しては、みんなで育児に取り組むという気持ちの問題も大切ですが、やはり仕事を休んで育児の時間を作ることが第一だと考えます。

男性でも徐々に育児休暇を取る割合が増えてきているようですが、「保育園に入るまでの1年間しっかりと育児休暇を取って育児に関わっていくのが普通」というような世の中の雰囲気にまでなれば良いですね。

そのためには育児休暇を義務化するぐらいの勢いで制度を定着させていく必要があります。

次に、家族以外に関しては、行政サービスをもっと使いやすくしていくことが重要だと考えます。

保育園に関しては現状は共働き世帯しか利用することが出来ないので、専業主婦は子供が幼稚園に入る3歳までは自宅でつきっきりで面倒を見ている必要あるのです。

これって結構大変なんですよね(笑)

保育園を共働き世帯以外にも利用できるようにすれば、育児負担もかなり軽くなると思います。

現状ある制度でも十分に認知されていないので、活用されていないものもあります。

「産後ケア」などがまさにそうだと思います。

産後ケアとは産後1年未満の母親の心身のケアや育児サポートを目的とした事業で、助産師などの専門家にショートステイやデイケアで見てもらえるので、かなり気は楽になると思います。

良い制度だと思いますが、なかなか知られていないのでもっともっと活用を推奨させて欲しいですね。

対策
  • パートナーで一緒に育児をするために夫婦での育児休暇取得を義務化する
  • 両親に育児を助けてもらいやすいように「じじばば育児休暇」を設立する
  • 幼児期の育児負担を軽減するために共働き以外でも保育園利用を可能にする
  • 認知率が低く活用されていない、既存制度である「産後ケア」活用を推奨する

3人目以降の子供を産まない原因

3人目(以降)の子供を産まない原因は、ズバリお金だと思います。

原因
  • 子供3人(以上)を大学まで行かせるとなるとお金(教育費)がかかりすぎる

子供が増えれば増えるほどかかるのがお金で、その中でも金額が大きくなってしまうのが教育費です。

子供の教育は保育園(幼稚園)・小学校・中学校・高校・大学と約22年間(大学院も含めると約24年間)ありますが、やはり大学の学費が最も高くなります。

大学の学費を貯めるために学資保険に加入している方も多いんではないかと思います。

この大学の学費が無償化されるとなると金銭面での気持ちが一気に楽になりますよね??

大学の学費無償化が政府の財源的に難しいのであれば、まずは児童手当を拡充して大学の学費を賄えるレベルにまで引き上げて欲しいです。

教育費の負担が軽くなると、3人目・4人目と子供を産む方も増えるのではないでしょうか??

対策
  • 大学の学費無償化
  • 児童手当の拡充

まとめ

子供の人数によって少子化の原因は様々で、また対策の難易度も様々です。

いきなりすべてを解決することは出来ないので、まずは難易度の低いものからでも順番に手をつけていってもらいたいです。

個人的には、「児童手当の拡充」が一番手をつけやすく、少子化対策の成果も出やすそうなので、是非とも実施していただきたいです。

子供人数原因対策難易度
0人→1人魅力結婚・子供の魅力を啓蒙高い
0人→1人晩婚卵子凍結を推奨低い
0人→1人不妊不妊治療技術の革新高い
1人→2人サポート育児休暇取得の義務化高い
1人→2人サポートじじばば育児休暇の設立普通
1人→2人サポート共働き以外の保育園利用高い
1人→2人サポート産後ケアの推奨低い
2人→3人お金大学の無償化高い
2人→3人お金児童手当の拡充低い

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