どーも、倹約夫です。
統一地方選挙の開票が終わり、大阪では知事・市長共に大阪維新の会、府議会・市議会も大阪維新の会が過半数という結果で、大阪維新の会が圧勝する形となりました。
今回は、大阪統一地方選挙の結果をうけて個人的見解を解説していきます。
選挙結果
大阪府知事選
【当選】 吉村 洋文(大阪維新の会代表)
大阪市長選
【当選】 横山 英幸(大阪維新の会)
大阪府議会選
大阪維新の会が定数79のうち55議席で過半数を維持(割合69.6%)
大阪市議会選
大阪維新の会が定数81のうち46議席で初の過半数を獲得(割合56.8%)
今後の見通し
大阪での政策決定のスピードアップ
大阪府知事・大阪市長を大阪維新の会が抑え、大阪府議会・大阪市議会大阪でも大阪維新の会が過半数をしめたために、維新の政策を実行するために障壁となる政党が無くなりました。
大阪で何か新しい施策(大阪都構想やIRなど)を実行するときには、自民党や共産党、(選挙協力しているはずの)公明党が必ず反対をしてきましたが、これからは維新の力だけで政策を進めていくことが出来るようになります。
反対派との調整が無くなるので、大阪での政策決定のスピードアップが見込めます。
大阪府知事の吉村さんもまだ47歳と若いので、新しいことにはどんどん挑戦していって欲しいです。
大阪維新の会と公明党の選挙協力が白紙になる
大阪維新の会は大阪府議会で過半数を維持し、大阪市議会では初めて過半数を獲得しました。
これまでは大阪市議会では維新単独で過半数を取れていなかったので、政策決定をする時には公明党と選挙協力を引き換えに公明党の力を借りていました。
しかし、公明党の力を借りなくても維新単独で過半数を取ることが出来たので、次回の選挙では公明党との選挙協力は白紙になりそうですね。
また、選挙協力がなくなれば公明党の出馬地区にも維新が候補者を立てるようになるので、さらに維新の議席数が増えることになると考えられます。
国政での公明党の影響力が弱くなる
維新と選挙協力がなくなることで公明党の議席数はさらに減っていくことが想定されます。
その結果、国政で自民党が公明党と連立政権を組むメリット(公明党の議席数)が弱くなるので、自民党と公明党の連立政権が崩壊することが考えられます。
そうなると野党第1党になりつつある日本維新の会の動向にさらなる注目が集まっていきそうです。
- 大阪での政策決定のスピードアップ
- 大阪維新の会と公明党の選挙協力が白紙になる
- 国政での公明党の影響力が弱くなる
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